このたび当社は、6Gbps/12Gbpsの高速伝送に対応したLVDSコネクタを開発し、2022年2月よりエンジニアリングサンプルの提供を開始します。近年、Society5.0に向けて拡大する自動運転、次世代通信インフラ、スマートファクトリー、先端医療等において、カメラの高解像度化やセンサーの増加により、データの通信量が増加し、高速伝送のニーズが高まっています。本商品は、ケーブル特性やノイズを考慮した設計ノウハウなど、当社が車載分野で培った実績を活かすことにより、車載用コネクタとして業界最速水準12Gbpsの伝送速度を実現しました。また、伝送時の信号の劣化抑制や長期信頼性などの車載で求められる品質に加え、業界最小サイズ、誤挿入防止機能などの特長を有しています。これらの特長により、車載機器接続やECU間の車内通信ネットワークなどのモビリティ向けをはじめ、産業機器や医療機器などの分野においても、本商品のマルチな活用が可能です。今後、本商品をベースに、高速伝送領域における当社の新たな商品群“TAHシリーズ”として、レセプタクルのストレートタイプや中継用ソケットなど、商品ラインナップを充実させてまいります。
○ 「12Gbps※信号を1ライン+電源」or「6Gbps信号を2ライン」でのLVDS伝送が可能 ※車載用コネクタとして業界最速水準
○ プラグコネクタはハーネス(STP、STQケーブル)にて供給
○ 業界最小サイズ 高さ13.5mm✕幅12.1mm✕奥行き16.5mm
○ コネクタかん合時の耐こじり構造を採用
○ 誤挿入防止キーを5種類用意、視覚的に色による防止も可能
本多通信工業株式会社
営業企画グループ TEL : 03-6752-1530
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※エンジニアリングサンプルをご希望の場合は、使用用途等をお伺いの上、提供させていただきます。
お伺いした内容によっては、提供できない場合がございます。予めご了承ください。