このたび当社は、0.8mmピッチインターフェースコネクタ HDRシリーズの電流容量アップタイプ “HDRPシリーズ”を開発し、2022年5月より販売を開始します。
発売から30周年を迎える0.8mmピッチインターフェースコネクタ HDRシリーズは、FA機器や半導体製造装置などの産業機器を始め、通信インフラ・医療などの幅広い分野でご利用いただいており、昨今の小型ニーズの高まりを背景に採用が拡大しています。
今回開発した“HDRPシリーズ”は、HDRシリーズの小型かつ高い堅牢性という特長を維持しながら、電流容量アップを実現したI/Oコネクタです。
通常、コネクタはピッチに比例して、電流容量も小さくなるのが一般的です。本商品は、0.8mmピッチというI/Oコネクタでは業界最小水準のサイズと堅牢なロック機構をそのままに、電流容量を0.5A⇒1.0A~1.5Aに拡大させ、より幅広いニーズにお応えできるよう開発しました。
また、従来品と併用した場合の誤かん合が抑止されるよう絶縁体の色を変更しています。なお、本商品はHDRシリーズのケースなどのアクセサリー類をそのままご使用頂けます。
本商品は、制御機器との接続や小型ディスプレイ付き装置など、少電力の駆動電源に加え制御信号を必要とするシーンで幅広くご活用頂くことを想定しています。
今後、芯数の展開、誤挿入防止キーやそれに対応した専用ケースの作成など、お客様のニーズに合わせて品揃えを充実させて参ります。
○ サイズ : 業界最小水準の0.8mmピッチ
○ 芯 数 : 14芯・26芯・50芯
○ 電流容量 : 14芯=1.5A、26芯=1.2A、50芯=1.0A
※発売当初は26芯のみ対応、順次芯数を展開予定
本多通信工業株式会社
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